
このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
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当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
- ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
- ドッググッズの通信販売も行っています。
- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグのルーツ
フレンチブルドッグのルーツは、19世紀のヨーロッパ、特にフランスとイギリスに関連しています。
この犬種は、イギリスのブルドッグを基盤にしており、小型化されたブルドッグがフランスに渡り、現代のフレンチブルドッグの基盤となる形が作られました。
以下に、その歴史とルーツを詳しく説明します。
フレンチブルドッグの起源
1. イギリスのブルドッグ
フレンチブルドッグの祖先は、元々イギリスのブルドッグです。ブルドッグは当時、闘犬として繁殖されていましたが、1835年にイギリスで闘犬が禁止され、ブルドッグはペットとしての役割を担うようになりました。
闘犬用ではなく、愛玩用として繁殖された結果、より小型で穏やかな性格を持つブルドッグが生まれました。
2. フランスへの移住
19世紀中頃、イギリスの工業革命により多くのレース産業労働者がフランスへ移住しました。彼らは小型のブルドッグを伴ってフランスへ渡り、この犬種がフランスで人気を博すきっかけとなりました。
フランスでは、これらの小型ブルドッグが地元の犬種と交配され、徐々に現在のフレンチブルドッグの特徴が形作られていきました。
フランスでの発展
1. フランスでの繁殖と特徴の確立
フランスの愛犬家たちは、体が小さく、愛らしい立ち耳を持つ犬を理想とし、特定の繁殖プログラムを行いました。この立ち耳(コウモリ耳)は、フレンチブルドッグの最も特徴的な外見となりました。
イギリスでの原型に比べて、フレンチブルドッグは短い鼻とコンパクトな体型を持つように進化しました。
2. パリでの人気
フレンチブルドッグは、特にパリの労働者階級や商人、さらには芸術家や作家たちの間で人気が高まりました。
パリのカフェや家庭で愛される存在となり、19世紀末にはフランス全土で広く知られるようになりました。
アメリカと世界的な人気
1. アメリカへの渡航
19世紀末、フレンチブルドッグはアメリカにも渡り、アメリカの愛犬家の間でも人気を博しました。1898年にはアメリカンケネルクラブ(AKC)に正式登録されました。
アメリカでは、特に立ち耳のフレンチブルドッグが高く評価され、繁殖基準が確立されました。
2. 世界的な人気
20世紀初頭、フレンチブルドッグはヨーロッパ全体でも人気を集め、上流階級やセレブリティたちにも愛されるようになりました。
現在では、愛玩犬として世界中で飼育されており、その独特な外見と親しみやすい性格から、多くの家庭に迎えられています。
フレンチブルドッグの特徴に影響を与えた要素
立ち耳(コウモリ耳)
イギリスからフランスに渡った後、立ち耳が理想とされる繁殖が進められました。この耳の形が、他のブルドッグとフレンチブルドッグを区別する大きな特徴です。
短い鼻とコンパクトな体型
繁殖により、鼻が短く、筋肉質で丸みを帯びた体型が強調されました。
性格の穏やかさ
闘犬としての起源を持つブルドッグに比べ、フレンチブルドッグは家庭犬として愛されるために穏やかな性格が選ばれてきました。
フレンチブルドッグは、イギリスのブルドッグを祖先に持ち、フランスで独自に発展した犬種です。
その歴史は、労働者階級や芸術家、さらにはアメリカやヨーロッパの上流階級にも愛されたという背景を反映しています。
現在でも、フレンチブルドッグはそのユニークな外見と親しみやすい性格で、多くの愛犬家に支持され続けています。
・・・次回は、「フレンチブルドッグ あげます」ってなんだ?!の巻