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ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
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- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグの子犬を迎えるために必要な準備と選び方
フレンチブルドッグの子犬を迎える際には、見た目の可愛らしさだけで決めるのではなく、その犬種の特性や健康リスクを十分に理解し、慎重に準備することが重要である。
本稿では、信頼できる迎え先の選び方、健康な子犬の見極め方、環境の準備、迎えた後の適切なケアについて詳しく解説する。
1. 信頼できる迎え先の選び方
フレンチブルドッグを迎える際、最も重要なのは信頼できるブリーダーを見つけることである。
この犬種は遺伝的疾患が多く、無責任な繁殖によって健康問題を抱えた子犬が多く流通しているため、適切な知識と倫理観を持つブリーダーから迎えることが必須である。
信頼できるブリーダーの条件として、以下のポイントが挙げられる。
- 親犬の健康状態を公開していること。遺伝性疾患の検査(呼吸器疾患、皮膚疾患、関節疾患、脊椎の異常など)を実施し、結果を提示できるブリーダーを選ぶべきである。
- 繁殖回数を適切に管理していること。過剰な出産をさせるブリーダーではなく、親犬の健康を最優先に考えているかを確認する。
- 子犬が適切な環境で育てられていること。衛生的な環境で育ち、社会化が適切に行われていることが望ましい。
- 見学を拒まないこと。子犬の生育環境や親犬の様子を見せてくれるブリーダーを選ぶことが望ましい。
一方で、ペットショップや無認可のブリーダー、悪質なパピーミル(子犬の大量生産施設)からの購入は避けるべきである。
ペットショップでは、親犬の健康状態が不明であり、適切な社会化が行われていない可能性が高いため、後々問題行動や健康リスクが高まる。
2. 健康な子犬の見極め方
健康なフレンチブルドッグの子犬を迎えるためには、以下のポイントを確認する必要がある。
呼吸状態
フレンチブルドッグは短頭種であるため、先天的に呼吸器疾患を抱えやすい。鼻の穴がしっかりと開いているか、呼吸がスムーズかを確認する。
皮膚の状態
皮膚疾患を抱えやすい犬種のため、湿疹や脱毛、赤みがないかをチェックする。特にクリームやブルーのような色素の薄い個体は皮膚トラブルが多い傾向があるため注意が必要である。
骨格のバランス
胴が短すぎず、足がしっかりしているかを確認する。無理な交配により骨格異常がある個体も多いため、歩行時のバランスや関節の状態もチェックする。
目の輝き
健康な子犬は目が輝いており、充血や目やにが過剰に出ていないことが理想である。
活動量と性格
過剰におとなしい子犬は、体調が悪い可能性がある。適度に活発で、好奇心旺盛であるかを確認する。
3. 環境の準備
子犬を迎える前に、適切な環境を整える必要がある。
サークルと寝床
落ち着ける場所を確保し、サークルを設置することで安全を確保する。
適切なフード
腸内環境を整える高品質なドッグフードを選ぶ。フレンチブルドッグはアレルギーが多いため、フードの成分をよく確認する。
温度・湿度管理
フレンチブルドッグは暑さと寒さに弱いため、温度は22?25度、湿度は50?60%を目安に調整する。
トイレトレーニング
迎えたその日からトイレトレーニングを開始し、一貫性を持って教えることが重要である。
4. 迎えた後のケア
子犬を迎えた後も、適切なケアを継続することが大切である。
社会化訓練
生後3ヶ月?4ヶ月の間に、人や他の犬、さまざまな環境に慣れさせることで、問題行動を予防する。
定期的な健康チェック
信頼できる動物病院を見つけ、定期的に健康診断を受ける。
皮膚ケアと耳掃除
皮膚トラブルを防ぐため、適度なシャンプーや保湿ケアを行う。耳の汚れもこまめにチェックし、外耳炎を防ぐ。
適度な運動と遊び
激しい運動は避け、適度な散歩や知育玩具を使った遊びを取り入れる。
まとめ
フレンチブルドッグの子犬を迎える際には、適切なブリーダー選び、健康な子犬の見極め、環境の準備、そして迎えた後のケアが重要である。
この犬種は特有の健康リスクを抱えているため、見た目の可愛さだけで決めるのではなく、一生涯の責任を持って迎える準備をすることが大切である。
適切な選択をすれば、フレンチブルドッグは素晴らしいパートナーとなり、共に幸せな時間を過ごすことができる。
・・・次回は、「フレンチブルドッグ タイプ別選択肢」の巻