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フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
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当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
- ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
- ドッググッズの通信販売も行っています。
- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグ 角膜潰瘍
フレンチブルドッグがかかりやすい目の病気の一つに「角膜潰瘍(Corneal Ulcer)」があります。
この疾患はフレンチブルドッグのような短頭種に特に多く見られ、早期発見と治療が重要です。
以下に詳しく解説します。
角膜潰瘍とは
角膜潰瘍は、目の最外層にある透明な膜(角膜)が傷つき、その傷が深く進行してしまった状態を指します。
角膜に損傷が起こると、細菌やウイルスが侵入しやすくなり、炎症や感染を引き起こします。
適切な治療をしないと、視力障害や最悪の場合失明に至ることもあります。
フレンチブルドッグと角膜潰瘍
フレンチブルドッグは以下の理由から角膜潰瘍を発症しやすい傾向があります:
突き出た目
短頭種であるフレンチブルドッグは、目が顔の前面に突出しているため、物理的な刺激(枝、家具、他の動物)を受けやすい。
乾燥しやすい目(ドライアイ)
涙の分泌量が少ないことがあり、角膜が乾燥して傷つきやすくなる。
まぶたの異常
逆さまつげ(睫毛内反)や眼瞼内反症により、まぶたや睫毛が角膜を刺激する。
目を保護する反応が鈍い
目を閉じる反射(瞬き)が弱く、異物や乾燥から目を守りにくい。
原因
角膜潰瘍の主な原因は以下の通りです:
物理的損傷
他の犬や猫との接触、草や枝、家具などに目が当たる。
感染症
細菌、ウイルス、真菌による感染。
乾性角結膜炎(ドライアイ)
涙液の不足で角膜が乾燥し、潰瘍を引き起こす。
まぶたや睫毛の異常
逆さまつげや眼瞼内反が角膜を刺激する。
その他の疾患
糖尿病や免疫系の異常が原因になることも。
症状
フレンチブルドッグが角膜潰瘍を患った場合、以下のような症状が見られることがあります:
- 涙の増加(流涙症)
- 目を細める、または目を閉じたままにする(疼痛による)
- 目の充血(白目部分が赤くなる)
- 目やにが多くなる
- 角膜に白い濁りや傷が見える
- 目を頻繁にこする、または壁や家具に目をこすりつける行動
- 視力の低下(潰瘍が進行した場合)
症状に気づいた場合は早めに動物病院で診察を受けることが重要です。
診断方法
獣医師は以下の方法で角膜潰瘍を診断します:
フルオレセイン染色検査
角膜に染色剤をつけて、傷や潰瘍の場所を確認する方法。
眼圧検査
緑内障など他の目の疾患が併発していないかを確認。
スリットランプ検査
特殊な顕微鏡を使い、角膜の詳細な状態を観察。
細菌培養検査(必要に応じて)
感染が疑われる場合、細菌や真菌の培養検査を行う。
治療法
角膜潰瘍の治療は、損傷の深さや重症度によって異なります。
1. 内科的治療(軽度の場合)
点眼薬
感染を防ぐための抗生物質点眼薬。細菌感染の場合は抗菌薬、真菌感染の場合は抗真菌薬を使用。
角膜保護薬
傷の修復を促進し、目の潤いを保つための点眼薬。
鎮痛剤
目の痛みを和らげるための内服薬または目薬。
2. 外科的治療(重度の場合)
角膜の縫合
潰瘍が深い場合、角膜を保護するために縫合手術を行うことがあります。
第三眼瞼フラップ術
第三眼瞼(瞬膜)を引き上げて角膜を保護する手術。
角膜移植
重症例では、他の組織を使って角膜を修復する手術。
3. その他の処置
エリザベスカラーの装着
犬が目をこすらないようにするため、エリザベスカラーを装着。
定期的な再診
治療中は目の状態を確認するため、動物病院で定期的なチェックが必要。
予防策
フレンチブルドッグの目を守るために、以下の予防策を講じることが大切です:
目を定期的にチェック
目の充血や異物がないかを日常的に確認する。
涙や目やにのケア
目の周りを清潔に保つため、柔らかい布や専用のクリーナーで拭き取る。
環境の管理
草むらや尖った枝がある場所での散歩を避ける。
家具の角や危険な物が目の高さにないようにする。
乾燥対策
涙の分泌が少ない場合は、獣医師の指示に従い人工涙液を使用する。
まぶたの異常の早期治療
逆さまつげや眼瞼内反がある場合は、早めに治療する。
ドッグランでの接触注意
他の犬と遊ぶ際、顔をぶつけるような激しい遊びを避ける。
飼い主としての心構え
フレンチブルドッグの目は非常にデリケートです。
小さな異変でも見逃さず、早めに動物病院で診察を受けることが重要です。
また、飼い主として日々のケアや環境管理を徹底することで、角膜潰瘍のリスクを大幅に減らすことができます。
・・・次回は、「フレンチブルドッグ 食物アレルギー」の巻
リードは絆!ノーリードにしない理由
1. 愛犬との信頼関係を築く
リードを通して、飼い主と愛犬はお互いの存在を感じ取り、歩調を合わせながら散歩を楽しむことができます。
リードはただの道具ではなく、「一緒にいるよ」というメッセージを伝える絆の象徴です。
2. 愛犬を守るため
ノーリードにすると、愛犬が予期しない行動を取ることがあります。急に道路に飛び出したり、他の犬や人に接触してトラブルが起きる可能性があります。
どんなにトレーニングを積んでいても、予測できない外部の刺激(車の音、花火、他の動物など)に反応することがあります。リードが愛犬を守る最後の砦となります。
3. 他の人や動物への配慮
散歩中、他の犬が苦手な人や犬にとって、ノーリードの犬は恐怖や不安の原因になることがあります。
公共の場では、リードを使用することで「安心感」を提供し、周囲との良好な関係を保つことができます。
4. 法律やマナーの遵守
多くの地域で、公共の場でのノーリードは禁止されています。これを守ることは、飼い主としての責任でもあります。
5. 愛犬の社会性を高める
リードをつけていることで、飼い主が愛犬を適切に導き、他の犬や人との交流をサポートできます。これにより、愛犬がよりバランスの取れた性格になる手助けができます。
リードの使用は愛情の表現
ノーリードは、一見すると「自由を与えている」と思われがちですが、実際には愛犬にとって危険やストレスの原因となる場合が多いです。逆に、リードをつけることは「愛犬を守り、安心させるための愛情表現」と言えます。
ノーリードにしないメッセージの伝え方
「絆」を強調する
- 「リードを持つ手と愛犬をつなぐその感覚こそが、飼い主と犬の絆です。」
- 「リードがあるからこそ、愛犬を守り、一緒に歩む喜びを感じられます。」
安全性を具体的に伝える
- 「リードを使うことで、あなたの愛犬を危険から守ることができます。」
- 「リードを通して、どんな場面でも愛犬に『安心していいよ』と伝えられます。」
ポジティブな言葉で訴える
- 「リードを使えば、愛犬との散歩がもっと楽しく、もっと安全になります!」
- 「リードは自由を制限するものではなく、愛犬の幸せを守るものです。」
「リードは絆」という考え方は、飼い主と犬の関係性を深めるうえで非常に大切です。
リードを使うことで愛犬を守り、飼い主としての責任を果たしながら、愛犬とのかけがえのない時間を共有できます。