フレンチブルドッグを知り尽くすために!


このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
ご要望頂ければリクエストにも対応していきますのでお声をお聞かせください。

当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。

作者の自己紹介
  • ブリーダー歴9年の経験をしています。
  • ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
  • フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
  • 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
  • 他犬種のブリーダーとも交流しています。
  • ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
  • ドッググッズの通信販売も行っています。
  • 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。


以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。

フレンチブルドッグ 去勢と避妊

去勢(オスの精巣摘出手術)や避妊(メスの卵巣または卵巣・子宮摘出手術)は、ペットの健康管理において重要な選択肢の一つです。
しかし、それが本当に必要かどうか、慎重な検討が求められます。

 

 

去勢・避妊を行う理由

1. 望まれない繁殖の防止
  • 意図しない交配による不適切な繁殖を防ぎます。
  • 特に多頭飼い家庭では、繁殖リスクが高くなります。
2. 行動上のメリット
  • オスの場合、マーキング行為の軽減、攻撃性やマウント行動の抑制が期待されることがあります。
  • メスの場合、発情期特有のストレスや騒音行為が軽減します。
3. 繁殖器系疾患の予防
  • オス:精巣腫瘍や前立腺疾患の予防効果があるとされています。
  • メス:子宮蓄膿症や乳腺腫瘍のリスクを減少させる可能性があります(特に若齢で避妊手術を行う場合)。

 

 

去勢・避妊のリスク

1. 内分泌バランスの崩れ
  • 性ホルモンは体全体の健康に影響を与えるため、去勢・避妊によってホルモンバランスが崩れ、肥満や代謝異常のリスクが高まることがあります。
2. 特定の病気のリスク上昇
  • オス:前十字靭帯断裂や骨肉腫の発生リスクが若干上がるという報告があります。
  • メス:膀胱癌や尿失禁リスクが高まる場合があります。
3. 被毛や筋肉の変化
  • 毛質が柔らかくなり、筋肉量が低下することがあります。

 

特定の疾患リスクの増加

がんの発症率:カリフォルニア大学デイビス校の研究によれば、特定の犬種では、避妊・去勢手術を受けた個体で、未処置の犬と比べてがんや関節疾患の発症率が有意に高いことが報告されています。
特に、生後6ヶ月齢以前に手術を受けた場合、そのリスクが高まるとされています。

 

麻酔や手術に伴うリスク

手術リスク:避妊・去勢手術は一般的に安全とされていますが、麻酔や手術そのものに伴うリスクはゼロではありません。

 

 

病気リスクと寿命に関する議論

  • 近年では、早期の去勢・避妊が必ずしも寿命を延ばすわけではなく、特定の病気のリスクが逆に高まる可能性も議論されています。
  • 避妊を行ったメス犬で関節疾患のリスクが増加したという研究もあります。

 

 

雌犬特有の病気

子宮蓄膿症

子宮内に膿が溜まる病気で、無治療で放置すると命に関わることがあります。避妊手術で予防可能です。

 

乳腺腫瘍(乳がん)

雌犬では乳腺の腫瘍が発生することがあり、これも放置すると悪性化して命に関わることがあります。特に未避妊の犬に多く見られ、避妊することでリスクを減らせます。

 

卵巣嚢腫

卵巣に嚢腫ができることがあり、これも放置すると健康に悪影響を与え、最悪の場合命に関わる可能性があります。

 

雄犬特有の病気

前立腺疾患

前立腺の腫れや炎症、腫瘍などが命に関わる場合もあります。去勢を行うことで前立腺疾患のリスクを減らせるとされています。

 

精巣腫瘍

精巣に腫瘍ができることがあり、特に去勢していない雄犬に多いです。悪性化すると命に関わる場合もあります。

 

 

去勢・避妊を行う時期

  • 一般的には、生後6か月から1年程度が推奨されることがあります。
  • しかし、フレンチブルドッグは成長期の体への影響を考え、慎重に時期を見極める必要があります。獣医師と相談して最適な時期を決めましょう。

 

 

去勢・避妊を選択しない場合の管理方法

  • 発情期の管理(メスの隔離、オスの行動制御)
  • 定期的な健康診断で繁殖器系疾患の早期発見
  • 他の犬との接触を慎重に管理

 

避妊や去勢手術については、個々の犬の健康や状況を考慮して判断することが重要です。
犬の自然な姿を尊重する立場を取られている一方で、乳腺炎や子宮蓄膿症などの病気が発生した場合、避妊手術が有効な治療法として考えられることもあります。
手術に否定的な意見を持つ方々もいますが、病気を予防するという観点からは医師と十分に相談することが大切ですね。

 

 

まとめ:慎重な判断が必要

去勢・避妊は犬の健康と行動管理にメリットがありますが、病気リスクの増加も考慮する必要があります。安易な判断ではなく、愛犬の性格、健康状態、飼育環境などを踏まえ、信頼できる獣医師と十分な相談を行い、最適な選択をしましょう。

 

 

 

・・・次回は、「フレンチブルドッグ お別れ」の巻
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