フレンチブルドッグを知り尽くすために!


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作者の自己紹介
  • ブリーダー歴9年の経験をしています。
  • ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
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ヨーロッパタイプが健康的な理由とは?フレンチブルドッグ選びで後悔しないために

フレンチブルドッグのヨーロッパタイプとアメリカタイプの違いについて

フレンチブルドッグには、ヨーロッパタイプとアメリカタイプの2つの系統が存在する。
それぞれのタイプには体格や顔の構造、健康状態に大きな違いがあり、迎える際には慎重に見極めることが重要である。
特に健康面を重視するならば、私はヨーロッパタイプを推奨する。以下、その理由を詳しく解説する。

 

 

1. ヨーロッパタイプとアメリカタイプの違い

フレンチブルドッグは、もともとヨーロッパで作出された犬種であり、特にフランスやイギリスの血統がそのスタンダードを確立している。
ヨーロッパタイプは、これらの伝統的な基準を維持しており、骨格のバランスや健康状態が安定している。
一方で、アメリカタイプは、アメリカで独自に改良が進められた結果、体型や顔つきに大きな変化が生じている。

 

まず体格の違いについて述べると、ヨーロッパタイプは骨太で筋肉質な体型をしており、コンパクトでずんぐりとした体つきが特徴である。
胸が深く、四肢は短めでしっかりとしている。
対してアメリカタイプは、体高がやや高く、手足が長めで全体的に細身の印象を受ける。
ヨーロッパタイプのずっしりとした骨格に比べ、アメリカタイプはスマートで軽快な体型になっていることが多い。

 

顔つきにも違いが見られる。
ヨーロッパタイプは短頭種特有の顔立ちを持ちつつも、極端に潰れた鼻ではなく、比較的短いながらも適度な長さを保っているため、呼吸がしやすい構造になっている。
一方、アメリカタイプは、より短いマズル(鼻先)を持つ個体が多く、極端に潰れた顔つきが特徴的である。
これはアメリカにおいて、短頭種の「ぺちゃんこ顔」が可愛らしいとされ、極端な選択交配が行われた結果と考えられる。

 

 

2. ヨーロッパタイプを推奨する理由

フレンチブルドッグを迎える際には、見た目の可愛さだけでなく、健康面や生活のしやすさを重視することが重要である。
ヨーロッパタイプのフレンチブルドッグを推奨する理由は、大きく分けて健康面・骨格の安定性・呼吸器系の問題・皮膚疾患のリスクの4点にある。

 

まず健康面について述べると、ヨーロッパタイプは、歴史的に健全な血統を維持しながらブリーディングが行われているため、遺伝的な疾患が比較的少ない傾向にある。
骨格のバランスが取れていることも影響し、関節や脊椎に過度な負担がかかることが少ない。

 

次に骨格の安定性に関しては、ヨーロッパタイプのフレンチブルドッグは、胴が短く、全体的にコンパクトな体型をしているため、関節や背骨にかかる負担が少ない。
対してアメリカタイプは、手足が長めで体型のバランスが異なるため、関節のトラブルや脊椎に問題を抱える個体が増える傾向にある。特に椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)などの疾患が発生しやすくなる。

 

呼吸器系の問題についても触れておく。

フレンチブルドッグは短頭種であり、全般的に呼吸器疾患のリスクがあるが、ヨーロッパタイプは極端に短い鼻ではないため、比較的呼吸しやすい構造になっている。
これに対し、アメリカタイプは鼻が極端に短く、外鼻孔狭窄(鼻の穴が狭い)や軟口蓋過長症(喉の奥に余分な軟部組織がある)といった症状を抱えやすい。
そのため、呼吸が荒くなりやすく、特に夏場の暑さに弱い。
熱中症のリスクも高まり、命に関わる事態を招く可能性がある。

 

最後に皮膚疾患のリスクについて述べる。アメリカタイプは、クリームやブルーなどの色素の薄い毛色が好まれる傾向があり、その結果として皮膚のバリア機能が弱い個体が増えている。
色素が薄い犬は、アレルギー性皮膚炎、膿皮症、脱毛症などの皮膚トラブルを抱えやすく、慢性的な治療が必要になるケースも少なくない。
一方、ヨーロッパタイプは、ブリンドルやフォーンといった色素がしっかり入った毛色の個体が多いため、皮膚疾患のリスクが低い。

 

 

3. 健全なヨーロッパタイプの子犬を迎えるために

フレンチブルドッグを迎える際には、適切なブリーダーから健康な子犬を選ぶことが何よりも重要である。
信頼できるブリーダーは、遺伝的疾患のリスクを最小限に抑えるために、親犬の健康状態を厳密に管理し、無理な交配を避けている。
また、血統を重視し、スタンダードに沿ったブリーディングを行っている。

 

子犬を選ぶ際には、以下の点を確認することが望ましい。
  • 両親犬の健康状態や呼吸のしやすさを確認する。
  • 骨格がしっかりしており、バランスの取れた体型を持っているかをチェックする。
  • 毛色が健全であるかを見極める。特に極端に色素が薄い個体は避ける。
  • ブリーダーが適切な環境で飼育し、子犬が社会化を学んでいるかを確認する。

 

 

4. まとめ

フレンチブルドッグにはヨーロッパタイプとアメリカタイプが存在し、それぞれ体格や健康状態に違いがある。
健康面や飼いやすさを考慮すると、ヨーロッパタイプのフレンチブルドッグが推奨される。
骨格が安定しており、呼吸器系の問題が少なく、皮膚疾患のリスクも低いことがその理由である。
フレンチブルドッグを迎える際には、健康で健全な血統の子犬を選び、長く幸せな生活を送れるよう慎重に判断することが重要である。

 

 

・・・次回は、「フレンチブルドッグ 性別の選択肢」の巻

 

 

 

 

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