
このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
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当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
- ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
- ドッググッズの通信販売も行っています。
- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグに運動は必要?やりすぎが命を危険にさらす理由
フレンチブルドッグに過剰な運動をさせるべきではない理由
フレンチブルドッグは活発で遊び好きな犬種ですが、過剰な運動は健康を害するリスクが高いため、注意が必要 です。
特に短頭種ならではの呼吸器の問題や体温調節の苦手さが関係しています。
1. フレンチブルドッグに過剰な運動が危険な理由
呼吸器系の負担が大きい
フレンチブルドッグは短頭種(短吻種)のため、鼻腔が狭く、気道の通りが悪い という特徴があります。
過度な運動をすると、
- 酸素不足による呼吸困難
- 短頭種気道症候群(BOAS)の悪化
- 最悪の場合、熱中症や呼吸不全による命の危険
といった深刻な問題につながることがあります。
特に 暑い季節や湿度が高い日には、わずかな運動でも呼吸が苦しくなることがある ため要注意です。
体温調節が苦手
フレンチブルドッグは 暑さに非常に弱い犬種 です。
これは、
- 鼻が短いため、熱を逃がす効率が悪い
- 皮膚のしわが多く、熱がこもりやすい
- 汗腺が少ないため、体温調節が難しい
という理由によります。
そのため、長時間の散歩や激しい運動は熱中症のリスクを高める ことになります。
特に注意すべき時期:
- 春〜夏(気温20℃以上) → 短時間の運動でも熱中症のリスクあり
- 湿度が高い日(70%以上) → 体温が下がりにくく、危険度が増す
関節や骨に負担がかかりやすい
フレンチブルドッグは 骨が太く、筋肉質な体型ですが、関節に負担がかかりやすい 犬種です。
特に、
- 股関節形成不全(遺伝的に多い)
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)
- 椎間板ヘルニア(胴が短いため、背骨への負担が大きい)
といった 関節疾患のリスクが高いため、過剰な運動は危険 です。
特に 高いところからのジャンプや激しいダッシュは関節を痛める原因になる ので避けましょう。
フレンチブルドッグに適した運動量とは?
理想的な運動量の目安
- 散歩は1日2回、10〜20分程度が適切
- 気温や湿度が高い日は無理をせず、早朝・夜の涼しい時間帯に短めの散歩を
- 室内でのおもちゃ遊びや軽い運動でストレス発散を
室内でできる運動の例:
- 知育玩具を使った遊び(頭を使うことで疲労感を得られる)
- 軽いボール遊び(フローリングではなく滑らない床で)
- 短い距離の追いかけっこ(無理に走らせないように注意)
?? 特に気をつけるポイント
? 息が荒くなったらすぐに休憩を取る
? 水分補給をしっかり行う(ただし、一気飲みは胃捻転のリスクがあるため注意)
? 無理に走らせたり、階段を上り下りさせない
フレンチブルドッグにおすすめしない運動
避けるべき運動
長距離のランニングやジョギング
→ 呼吸器・関節に大きな負担がかかる
短距離のダッシュ
→ 呼吸器・関節に大きな負担がかかる
自転車で並走する運動
→ フレンチブルドッグには速いペースの運動は危険
夏場のアスファルトでの散歩
→ 地面の温度が高く、肉球の火傷や熱中症のリスクが高い
ドッグランでの激しい運動
→ 他の犬とぶつかって関節を痛める可能性がある
高いところからのジャンプ
→ 背骨や関節に大きな負担がかかる
無駄な芸
→ 二足歩行させたり、ジャンプさせ負担がかける
4. まとめ
- フレンチブルドッグは短頭種のため、過剰な運動は呼吸器・体温調節・関節に負担がかかる
- 散歩は1日2回、10〜20分程度が適切。特に暑さと湿度には注意!
- 室内での軽い遊びや知育玩具を使った運動でストレス発散を
- 長距離ランニング・自転車並走・高い所からのジャンプはNG!
フレンチブルドッグの健康を守るために、適度な運動を意識しながら無理のない運動を心がけましょう!