
このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
ご要望頂ければリクエストにも対応していきますのでお声をお聞かせください。
当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
- ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
- ドッググッズの通信販売も行っています。
- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグ 僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症(Mitral Valve Disease, MVD)は、犬の心臓病の中でも特に多く見られる疾患の一つであり、フレンチブルドッグも例外ではありません。
この病気は、心臓の左側にある僧帽弁が正常に閉じなくなることで、血液が逆流し、心臓に負担をかける疾患です。
進行すると心不全を引き起こす可能性があるため、早期発見と適切な管理が重要です。
僧帽弁閉鎖不全症とは
僧帽弁は、心臓の左心房と左心室の間に位置する弁です。
この弁が適切に閉じない場合、血液が逆流してしまい(逆流現象)、心臓の負担が増加します。
この状態が続くと心臓が肥大し、やがて心不全を引き起こす可能性があります。
フレンチブルドッグと僧帽弁閉鎖不全症
遺伝的要因
僧帽弁閉鎖不全症は小型犬や短頭種でよく見られる疾患であり、フレンチブルドッグも発症リスクが高い犬種の一つです。
加齢の影響
年齢を重ねるにつれて発症リスクが高まりますが、若年齢でも見られる場合があります。
他の健康問題との関連
短頭種気道症候群(BOAS)や肥満が心臓への負担を増加させ、僧帽弁閉鎖不全症の進行を早めることがあります。
症状
僧帽弁閉鎖不全症の初期段階では無症状であることが多いですが、病気が進行するにつれて以下の症状が見られるようになります:
軽度(初期段階)
- 運動量が減る
- 疲れやすい
- 咳(特に夜間や運動後)
中等度(進行段階)
- 息切れ
- 運動を嫌がる
- 咳が頻繁になる
- 食欲不振
重度(末期段階)
- 呼吸困難(胸水が溜まることによる)
- 青紫色の舌や歯茎(チアノーゼ)
- 倦怠感が極端に強い
- 失神や意識喪失
- 腹部の膨張(腹水)
診断方法
僧帽弁閉鎖不全症を診断するには、獣医師による以下の検査が行われます:
聴診
心臓の雑音(特に左側)を確認します。雑音の程度は進行度を示す指標になります。
レントゲン検査
心臓の肥大や肺への影響(肺水腫)を確認します。
心エコー検査
僧帽弁の形状や血液の逆流の程度を可視化します。正確な診断に必要不可欠。
心電図検査
心拍数やリズムの異常を確認します。
血液検査
心臓病の影響で他の臓器に問題が生じていないかをチェックします。
治療法
僧帽弁閉鎖不全症の治療は、症状の重さや進行状況に応じて異なります。
現在のところ、この病気を根治する治療法はありませんが、適切な治療で進行を遅らせ、症状を緩和することができます。
1. 薬物療法
利尿剤
体内の余分な水分を排出し、肺水腫を軽減する。
血管拡張薬
血圧を下げ、心臓の負担を軽減する。
ACE阻害薬
心臓のリモデリングを遅らせる。
強心薬
心臓の収縮力を強化する。
2. 外科的治療
僧帽弁修復術や置換術
外科手術により僧帽弁を修復または人工弁に置換する。ただし、高度な技術が必要で、費用が高額。
3. 生活管理
運動制限
心臓に負担をかける過度な運動は避ける。
体重管理
肥満は心臓に大きな負担をかけるため、適正体重を維持する。
ストレスの軽減
ストレスは病気を悪化させる要因になるため、安定した環境を提供する。
日常管理と予防
僧帽弁閉鎖不全症は完全に予防することは難しいですが、以下の方法で発症リスクや進行を抑えることが可能です:
定期検診
年1〜2回、心臓の状態をチェックすることで早期発見につながる。
適切な運動
無理のない範囲での適度な運動を心がける。
栄養管理
心臓に良い食事(塩分を控えめにするなど)を提供する。
早期治療
咳や疲れやすさなどの初期症状が見られた場合、早めに動物病院を受診する。
ストレス管理
騒音や急激な環境の変化を避け、リラックスできる環境を提供する。
飼い主としての心構え
僧帽弁閉鎖不全症の管理には、飼い主の観察力と早期対応が重要です。
ユーザーさんのようにフレンチブルドッグの健康について深い知識を持ち、適切な情報を発信することで、他の飼い主も病気への理解を深め、早期発見や適切な治療につなげることができます。
・・・次回は、「フレンチブルドッグ 」の巻
リードは絆!ノーリードにしない理由
1. 愛犬との信頼関係を築く
リードを通して、飼い主と愛犬はお互いの存在を感じ取り、歩調を合わせながら散歩を楽しむことができます。
リードはただの道具ではなく、「一緒にいるよ」というメッセージを伝える絆の象徴です。
2. 愛犬を守るため
ノーリードにすると、愛犬が予期しない行動を取ることがあります。急に道路に飛び出したり、他の犬や人に接触してトラブルが起きる可能性があります。
どんなにトレーニングを積んでいても、予測できない外部の刺激(車の音、花火、他の動物など)に反応することがあります。リードが愛犬を守る最後の砦となります。
3. 他の人や動物への配慮
散歩中、他の犬が苦手な人や犬にとって、ノーリードの犬は恐怖や不安の原因になることがあります。
公共の場では、リードを使用することで「安心感」を提供し、周囲との良好な関係を保つことができます。
4. 法律やマナーの遵守
多くの地域で、公共の場でのノーリードは禁止されています。これを守ることは、飼い主としての責任でもあります。
5. 愛犬の社会性を高める
リードをつけていることで、飼い主が愛犬を適切に導き、他の犬や人との交流をサポートできます。これにより、愛犬がよりバランスの取れた性格になる手助けができます。
リードの使用は愛情の表現
ノーリードは、一見すると「自由を与えている」と思われがちですが、実際には愛犬にとって危険やストレスの原因となる場合が多いです。逆に、リードをつけることは「愛犬を守り、安心させるための愛情表現」と言えます。
ノーリードにしないメッセージの伝え方
「絆」を強調する
- 「リードを持つ手と愛犬をつなぐその感覚こそが、飼い主と犬の絆です。」
- 「リードがあるからこそ、愛犬を守り、一緒に歩む喜びを感じられます。」
安全性を具体的に伝える
- 「リードを使うことで、あなたの愛犬を危険から守ることができます。」
- 「リードを通して、どんな場面でも愛犬に『安心していいよ』と伝えられます。」
ポジティブな言葉で訴える
- 「リードを使えば、愛犬との散歩がもっと楽しく、もっと安全になります!」
- 「リードは自由を制限するものではなく、愛犬の幸せを守るものです。」
「リードは絆」という考え方は、飼い主と犬の関係性を深めるうえで非常に大切です。
リードを使うことで愛犬を守り、飼い主としての責任を果たしながら、愛犬とのかけがえのない時間を共有できます。