
このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
ご要望頂ければリクエストにも対応していきますのでお声をお聞かせください。
当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴9年の経験から情報掲載を行っています。
作者の自己紹介
- ブリーダー歴9年の経験をしています。
- ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
- フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
- 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
- 他犬種のブリーダーとも交流しています。
- ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
- ドッググッズの通信販売も行っています。
- 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。
以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。
フレンチブルドッグと生活する時、飼い主の観察力が重要な理由
フレンチブルドッグは非常に愛らしく、飼い主に深い愛情を示す犬種ですが、その特有の体質から健康面で注意が必要です。
彼らの健康と幸福を守るためには、飼い主の「観察力」が不可欠です。
観察力が求められる理由
体調変化がわかりづらい犬種
フレンチブルドッグは痛みや不調を我慢しがちなため、症状が表に出にくいことがあります。
先天的な疾患リスクが高い
呼吸器疾患や皮膚疾患、関節の問題など、注意すべき疾患が多いため、早期の変化に気付くことが重要です。
コミュニケーションが豊かな犬種
小さな仕草や行動変化から気持ちや体調のサインを出している場合があります。
観察すべきポイント
食欲や排便・排尿の変化
- 急な食欲不振や便秘、下痢は内臓の不調のサイン。
- 排尿回数や尿の色の変化も腎臓や膀胱の問題を示す可能性があります。
皮膚や被毛の状態
- かゆみや赤み、脱毛は皮膚疾患の兆候。
- 皮膚が乾燥している場合は湿度不足も考えられます。
呼吸音やいびきの変化
- 呼吸が苦しそうな場合は呼吸器疾患のリスク。
- いびきが突然大きくなるのも注意が必要です。
歩行や動き方の変化
- 足を引きずる、後ろ足がふらつく場合は椎間板ヘルニアなどの可能性があります。
表情や目の輝き
- 元気がないときは表情も変わります。目が充血している場合は目の疾患の可能性も。
変化を放置しないことの重要性
小さな異変を見逃さず、早期対応することで命を救うこともあります。放置すると悪化し、治療費が高額になることも少なくありません。早期発見・早期対応は愛犬の健康維持に欠かせません。
飼い主ができる具体的な行動
毎日のスキンシップとボディチェック
- 耳、目、口、足裏、しっぽ周りを確認。
定期的な記録
- 排便・排尿の回数や状態、食欲、体重をメモする。
異変があればすぐに相談
- 信頼できる獣医師に早めに相談しましょう。
各部位のケアとその重要性
1. 爪のケア(爪切り)
なぜ重要か:
- 爪が伸びすぎると歩き方が不自然になり、関節や筋肉に負担がかかります。伸びた爪は折れたり、巻き爪になり皮膚を傷つけるリスクもあります。
ケアの方法:
- 2〜3週間に一度を目安に切る。
- 切りすぎて血管を傷つけないよう、先端だけをカット。
- 不安な場合はトリマーや獣医師に相談。
2. 被毛のケア(ブラッシング)
なぜ重要か:
- 短毛種ですが、換毛期(春と秋)には毛が抜けます。毛が絡まることはありませんが、皮膚トラブルを防ぐためにブラッシングが大切です。
ケアの方法:
- 柔らかいラバーブラシを使用して週1〜2回ブラッシング。
- ブラッシングにより血行が促進され、皮膚の健康をサポート。
3. 歯のケア(デンタルケア)
なぜ重要か:
- 歯石が溜まると口臭、歯周病、内臓疾患の原因になります。短頭種は歯並びが悪く、汚れがたまりやすいです。
ケアの方法:
- 毎日、または週に数回の歯磨きを推奨。
- 犬用歯ブラシとペーストを使用する。
- 噛むことで歯垢を落とすおもちゃやデンタルガムも有効。
4. 耳のケア
なぜ重要か:
- フレンチブルドッグは立ち耳ですが、耳の内部に汚れや湿気が溜まりやすく、外耳炎のリスクがあります。
ケアの方法:
- 週1回を目安に耳の内側を専用クリーナーで優しく拭く。
- 強い臭いや赤みがある場合は獣医師に相談。
5. 肛門腺ケア
なぜ重要か:
- 肛門腺に分泌物が溜まると炎症や感染の原因になります。
ケアの方法:
- 1〜2ヶ月に1回を目安に肛門腺絞りを行う。
- 不安な場合はトリマーに任せる。
日々のケアがもたらすメリット
- 病気の早期発見につながる
- 愛犬との信頼関係が深まる
- 健康寿命の延伸
愛犬のために細かい変化に気づく努力を
フレンチブルドッグと生活するうえで、飼い主の観察力は健康を守る「命綱」です。愛犬の小さなサインを見逃さず、日々のケアと早めの対処を心がけることで、幸せな時間を長く過ごせます。