フレンチブルドッグを知り尽くすために！


このサイトは有料で配布されているサイトです。
フレンチブルドッグを愛してやまないフレブルオーナー様向けに製作されています。
ご要望頂ければリクエストにも対応していきますのでお声をお聞かせください。

当サイトの作者は獣医師資格や薬剤資格を持ち合わせておりません。
ネット上の情報とブリーダー歴９年の経験から情報掲載を行っています。

作者の自己紹介
  • ブリーダー歴９年の経験をしています。
  • ヨーロッパタイプに拘ったブリーディングを行っています。
  • フレンチブルドッグの仔犬販売ポータルサイトを運営しています。
  • 日本全国の十数名のブリーダーさんと情報共有しています。
  • 他犬種のブリーダーとも交流しています。
  • ドッグサロンのコンサルタントを行っています。
  • ドッググッズの通信販売も行っています。
  • 複数の獣医師や保護活動家、トレーナーと交流を深め情報を共有させて頂いています。


以上を踏まえて当サイトの情報を参考にされてください。

初めてのフレンチブルドッグ

初めてフレンチブルドッグを迎える際には、犬種特有の特徴や飼育における注意点をしっかり理解することが大切です。
フレンチブルドッグは愛らしい見た目とフレンドリーな性格が魅力ですが、健康管理や適切な環境づくりが他の犬種に比べて重要になります。
以下に、初心者向けの具体的なポイントを詳しく解説します。

 

 

1. フレンチブルドッグの基本的な特徴

  • 性格：人懐っこく、甘えん坊で社交的。他の犬や人とも比較的うまくやっていけるタイプが多い。
  • 体型：中型犬で筋肉質。体重は8〜14kgが標準。
  • 寿命：平均10〜12年。
  • 特徴：短頭種のため、呼吸器や温度管理に注意が必要。

 

 

2. 家庭環境の準備

フレンチブルドッグが快適に過ごせる環境を整えましょう。

  • 温度管理：夏はエアコンを使い、室温を25℃以下に保つ。熱中症予防が重要。

冬は暖房や犬用のベッドで寒さ対策を。

  • 床材：滑りにくいマットやカーペットを敷いて関節を保護。
  • ケージやベッド：安全で快適なスペースを準備。ケージトレーニングもおすすめ。
  • 騒音管理：静かな環境でストレスを軽減。特に初めての環境では安心できる場所を作る。

 

 

3. 食事の管理

  • フード選び：フレンチブルドッグはアレルギー体質の子が多いので、穀物フリーやアレルギー対応のフードを選ぶ。

子犬の場合はパピー用フードを与える（生後12〜15ヶ月まで）。

  • 給餌回数：子犬期は1日3回、成犬は2回が目安。
  • 禁止事項：チョコレート、ネギ類、ブドウ、キシリトールを含む食品は絶対に与えない。

 

 

4. 散歩と運動

フレンチブルドッグは体力がありすぎるわけではないため、適度な運動が重要です。

散歩時間：
  • 子犬：5〜10分程度から始め、成長に合わせて増やす。
  • 成犬：1日20〜30分、朝夕2回程度が目安。
  • 注意点：夏場の散歩は早朝や夜の涼しい時間帯に。

無理に走らせたり、長時間歩かせたりしない。

 

 

5. 健康管理

フレンチブルドッグは、健康管理に注意が必要な犬種です。

  • 呼吸器ケア：短頭種気道症候群（BOAS）への注意。

呼吸が荒い場合やいびきがひどい場合は獣医に相談。

  • 皮膚ケア：シワや首回りを清潔に保つ。湿気や汚れが溜まると炎症の原因に。
  • 関節ケア：股関節形成不全や膝蓋骨脱臼の予防のため、床材や運動量に配慮。
  • 定期健診：年1〜2回の健康診断を実施し、予防接種やフィラリア予防も忘れずに。

 

 

6. トイレトレーニング

トイレトレーニングは仔犬を迎えた最初の課題です。

  • トレーニング方法：決まった場所にトイレシートを敷き、成功したらすぐに褒める。

トイレのタイミングを見極める（食後・起床後など）。

  • 一貫性を持つ：毎日同じルールを守ることで学習を促進。

 

 

7. 社会化

  • 生後3〜14週齢が社会化期：この時期に人や他の犬、環境に慣れさせることで、成犬になったときの適応力が高まる。
  • 慎重に慣らす：過剰に刺激を与えないよう、ゆっくりと新しい経験をさせる。

 

 

8. 定期的なグルーミング

被毛のケア：
  • フレンチブルドッグは短毛種なので、週に1〜2回のブラッシングで十分。
爪切り：
  • 1〜2週間に1回程度が目安。自分で難しい場合はトリマーや獣医に相談。
耳掃除と目のケア：
  • 垂れ耳のため汚れが溜まりやすい。週1回程度、専用クリーナーで掃除。
  • 目は涙やけが出やすいため、優しく拭いてケア。

 

 

9. 初めての獣医訪問

フレンチブルドッグを迎えたら、早めに獣医を訪れて健康チェックを行いましょう。

チェックポイント：
  • ワクチンのスケジュール。
  • 既往歴やアレルギーの有無。
  • 食事やケアに関する具体的なアドバイス。

 

 

10. 飼い主としての心構え

フレンチブルドッグは飼い主の愛情に応える犬種であり、良い関係を築くためには時間と手間を惜しまないことが大切です。

  • 忍耐力：しつけやトレーニングには時間がかかることを理解する。
  • 愛情：甘えん坊の性格を尊重し、一緒に過ごす時間を大切に。
  • 健康観察：日々の様子をよく観察し、小さな異変にも気づけるようにする。

 

フレンチブルドッグは愛情深く、家族にとって素晴らしい仲間になれる犬種です。
ただし、特有の健康リスクに配慮し、適切なケアを行うことが重要です。

 

 

・・・次回は、「フレンチブルドッグ 皮膚疾患」の巻
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